本誌の内容について
● 《巻頭対談》
吉田剛士のマンドリン・トーク
吉田剛士がマンドリン界の著名人や、マンドリンにまつわるゲストの方々をインタビュー。
マンドリンについて“熱く語る”コーナーです。
2024年春号(Vol.62)のゲスト~井口祐一さん マンドリン専門店の多くは販売だけでなく、界隈の活性化のためにインストアライブなどのイベント企画を立てています。また、マンドリンファンの集まるサロンとしても機能しており、愛好家同士、あるいは愛好家とプロとの交流を促進するなど、大きな役割を果たしています。今回はそんな専門店の一つで、長年にわたり「マンドリンアンサンブルNew Year Concert」やサマーセミナーを主催している「絃楽器のイグチ」社長 井口祐一氏にお話を伺いました。
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▶▶▶ 以下、一部抜粋
吉田:マンドリン界隈を活性化するために多くの楽器店がレッスン、インストアライブ、その他さまざまな催しに取り組んでおられます。そういう活動を含め、楽器店はサロン的な役割を果たしてくれていると思いますが、今と昔で変わってきたことはありますか?
井口:かつてインターネット環境の無い時代では楽器屋が情報発信の主な拠点となっていたのですが、現在は必ずしもそうではありません。ですので、楽器屋としてはネットでは得られない付加価値が必要だと思っています。
お店にお越しいただく以外にも、演奏会やイベント、フェスティバルなどの催し物を開催して実際に音楽を楽しんでいただくとともに人と人を結び付ける機会を提供することも仕事の一環としてやりがいを感じています。 また、楽器購入に関して言えば、ネットよりも値段は高いけどキチンと調整されて現物を見て比較も出来る、という点は楽器屋のメリットだと思います。
井口:かつてインターネット環境の無い時代では楽器屋が情報発信の主な拠点となっていたのですが、現在は必ずしもそうではありません。ですので、楽器屋としてはネットでは得られない付加価値が必要だと思っています。
お店にお越しいただく以外にも、演奏会やイベント、フェスティバルなどの催し物を開催して実際に音楽を楽しんでいただくとともに人と人を結び付ける機会を提供することも仕事の一環としてやりがいを感じています。 また、楽器購入に関して言えば、ネットよりも値段は高いけどキチンと調整されて現物を見て比較も出来る、という点は楽器屋のメリットだと思います。